【図解】個人事業主になる!開業届と確定申告の青色申告の書き方 全手順

 

実は私、個人事業主やっています。

個人事業主として事業を始めるためには「 個人事業の開業届 」などいくつかの書類を税務署に提出することになります。

 

書類作成は驚くほど簡単なのですが、実際に紙と向き合うと慣れない用語に戸惑うこともあるわけです。

そこで今回は個人事業を始める時に必要な書類を、とっても簡単に作ることができる方法をご紹介します。

 

個人事業の開業届を申告するタイミング

実は個人事業主というのは、会社員でも専業主婦でもできちゃいます。

申告するタイミングは、本業以外の収入(所得)が年間で20万円を超えた場合

 

逆に言えば、本業以外の収入が20万円に満たなければ税務署に申告する必要はないということです。

 

できれば遠回りしないで簡単に手続きしたい

「本業以外の年間所得が20万円を超えそうだから個人事業を始めてみようかな」

あなたは今このように考えていませんか?

 

実際に書類を作成する手順は大きく2つあります。

 

  • パソコンから専用ソフトを使って書類を作成する
  • 手書きで書類を作成する

 

私がおすすめする方法は専用ソフトを使って書類を作成する方法です。

理由はソフトを使った方が圧倒的に「早く、書き間違えがない」からです。

 

このページでは専用ソフトを使って書類を作成する方法を解説します。

 

 

【10分で完了!】開業届は『開業freee』で決まり

開業届を作成する専用ソフトとは『 開業freee 』。

このソフトがとても使いやすく、実際に初心者の私でも簡単に作ることができました。

 

簡単に作成できる理由は、画面にあなたが次に行う行動が指示されるから。

そう!あなたは画面の指示に従っているだけで気が付けば書類ができてしまうというわけです。

 

驚くほど簡単ですので、ぜひやってみましょう。

それでは図解で開業freeeの使い方を解説していきます。

 

開業freeeの使い方 全手順まとめ

【手順1】開業freeeへアクセスする

まずは開業freeeをクリックして、ページへアクセスします。

開業freee

 

ページへアクセスすると、はじめに次のような画面が出てきます。

 

 

画面の下に『 今すぐ開業準備を始める 』とありますのでクリックします。

 

 

【手順2】メールアドレス・パスワードを入力する

画面が切り替わると、メールアドレスとパスワードを入力する画面が出てきます。

 

普段パソコンで使っているメールアドレスと任意のパスワードを入力しましょう。

 

 

注意

 

メールアドレスはスマホやガラケー以外のものがおすすめです。

パソコンからもアクセスできるなら、グーグルのGメールなどのフリーアドレスでも大丈夫です。

 

 

メールアドレスとパスワードを入力したら画面下の『 利用規約 』にチェックを入れて、『 開業freeeを始める 』をクリックします。

 

 

【手順3】事業内容を入力する

画面が切り替わると、開業freeeからいくつか質問されます。

 

 

いろいろ質問されますが特にむずかしくありません。

あなたがやりたいと考えている(すでにやっている)事業の内容をそのまま入力すればオッケーです。

 

各項目をクリックすると入力することができます。

サンプルとして『 どのような仕事をする予定ですか?していますか? 』をクリックしてみました。

 

 

すると情報を入力する項目が出てきます。

項目を埋めたら忘れずに『 保存 』をクリック。

 

 

注意

 

保存をクリックしないと、せっかく入力した情報が反映されません

再度入力する手間が増えるだけですので、必ず保存してください。

 

 

サンプルとして私の記入例を掲載します。

 

 

 

  • 仕事の種類:フリーランス
  • 仕事の概要:ホームページ制作
  • 仕事を始めた日:約2ヶ月前
  • 収入:月収30万円
  • 仕事場所:自宅
  • 給与を支払う予定:今はない

 

 

各項目ごとに補足説明が出ますので、迷わずに入力できることが特徴です。

 

入力が終わったら保存をクリック。

保存された項目は分かりやすいように左のチェックに色が付きます。

 

 

内容に間違いがなければ画面下の『 次へ 』をクリック。

 

【手順3】事業情報を入力する

画面が切り替わりました。

続けて事業の情報を入力していきます。

 

 

先ほどの事業内容入力と同じで、項目をクリックすると入力欄が出てきます。

ここでも各項目ごとに補足解説がありますので迷わず入力作業を進めることができます。

 

画面の指示に従いながら入力しましょう。

 

屋号を入力する

屋号 』とは会社やお店の名前のことです。

すでに決まっていたら「入力する」、決まっていなかったら「入力しない」でオッケーです。

 

選択したら『 保存 』を忘れずにクリック。

 

 

申請者の情報を入力する

申請者、つまりあなたの情報を入力していきます。

自宅以外にレンタルなどでオフィススペースがある場合は事業所がある住所を入力します。

 

 

入力が終わったら『 保存 』をクリック。

 

事業所得欄、確定申告の種類を入力する

収入(所得)の種類は『 事業所得 』を選択すればオッケーです。

ほとんどの人は事業所得に該当するのではないでしょうか。

 

不動産からの収入の場合は『 不動産所得 』、山林の譲渡がある場合は『 山林所得 』を選択します。

そして確定申告の種類は『 65万円控除 』を選択します。

 

 

入力が終わったら『 保存 』をクリック。

 

内容に不備がないか確認しよう

全ての項目の入力が終わったら、内容に誤りがないか確認しましょう。

 

 

内容に不足や間違いがなければ、画面下の『 書類を提出する 』をクリック。

 

 

【手順4】最寄りの税務署を選択する

画面が切り替わると最後にやるべきことがまとめられています。

まずは書類を提出する税務署を選びます。

 

 

私は秋田市に住んでいますので『 秋田市の一部 』を選びました。

すると自動で最寄りの税務署が反映されます。

 

私の場合は『 秋田南税務署 』が選ばれました。

 

 

税務署の場所が設定されたら次に『 書類を確認する 』をクリックします。

クリックすると表示された画面で完成した書類を印刷することができます。

 

ここまでの手順で事業情報やあなたの情報が正しく入力されているはずですので、そのまま印刷して大丈夫だと思います。

心配な場合は念のため書類の内容を確認しましょう。

 

【手順5】書類を印刷する

書類を確認して間違いがなければ印刷します。

私の場合は『 個人事業の開業・廃業等届出書 』、『 所得税の青色申告承認申請書 』の2部を印刷すればオッケーでした。

 

 

書類は税務署に提出する分と自分の控えが必要ですので、各2部ずつ用意しましょう。

 

MEMO

 

開業届の自分控え分にも受領印を忘れずに押印してもらいましょう。

事業用の銀行口座を開設する時など各種手続きで控えが必要になるためです。

 

 

ここまでの作業で税務署に提出する書類作成はおしまいです。

思っていたよりも簡単に作成できたのではないでしょうか。

 

【手順6】その他の準備

ここから先は開業freeeのサービスのご紹介です。

 

準備は任意ですが、用意しておくと便利なものばかり!

知識として知っているだけでも十分価値があると思いますので、さくっと読んでみてください。

 

 

 

 

書類が完成したら税務署へ提出する

開業freeeを使って簡単に書類を作成することができました。

書類が完成したら税務署に書類を提出しに行きます。

 

提出方法は次のふたつです。

  • 税務署に直接持っていく
  • 郵送で発送する

 

忙しすぎて時間に余裕がない場合を除き、作成した書類は直接税務署に持っていくことをおすすめします。

理由はもしも記入漏れや間違いがあった場合、その場ですぐに修正ができるからです。

 

私も直接税務署に持っていきました。

 

郵送を選んだ場合、もしも記入漏れや修正箇所があっても税務署側は何も教えてくれません。

(実際に税務署職員に確認しました)

 

手間も時間もかかりますので『 書類は税務署へ直接持っていく 』一択で決まりです。

 

MEMO

 

税務署では運転免許証などの顔付きの身分証明書の提示を求められました。

忘れずに持ってきましょう。

 

また書き間違えの修正を求められるかもしれませんので、筆記用具印鑑があるとスムーズです。

 

 

私の場合は空いている時間帯(夕方16:00頃)であったこと、記入漏れによる修正がなかったため、申請の受理は5分で終わりました。

思っていた以上にあっさりでした。

 

【私が開業した理由】それは節税するため

最後にすこしだけ大切な税金の話をします。

メルカリの売上やアフィリエイトで得た収入(所得)などは法律的には『 雑所得 』に分類されます。

 

主婦(主夫)、学生、フリーランス、退職した人など、ほかから収入がない場合は、基礎控除と呼ばれる38万円の控除を受けることができます。

 

つまり収入から経費を引いた残りの金額が38万円以下の場合は『 所得ゼロ扱い 』になりますので、税金は発生しません。

反対に収入から経費を引いた残りの金額が38万円を超えた場合は、超えた分に税金がかかります。

 

税金がかからない例

 

(売上)100万円-(経費)70万円=(収入)30万円

(収入)30万円-(基礎控除)38万円=(残るお金)0円

 

⇒ 基礎控除を引くと残るお金は0円という考え方になるので税金はかからない。

 

 

税金がかかる例

 

(売上)100万円-(経費)50万円=(収入)50万円

(収入)50万円-(基礎控除)38万円=(残るお金)12万円

 

⇒ 基礎控除を引いて残ったお金は12万円になる。

この12万円に対して税金がかかる。

 

 

青色申告でさらに65万円の控除を受けよう

個人事業の開業・廃業等届出書 』と一緒に『 所得税の青色申告承認申請書 』を提出すると、青色申告の特典でさらに追加で10万円もしくは65万円の控除を受けられるようになります。

 

MEMO

この特典のことを『 青色申告特別控除 』と言います。

 

つまり青色申告をすることで、基礎控除と合わせて最大103万円まで控除を受けることができます。

 

※白色申告にはこの特典はありません。

 

つまりこういうこと

 

(例)所得-経費=(収入)100万円

(収入)100万円-(基礎控除)38万円-(青色申告特別控除)65万円=(手元に残るお金)0円

 

⇒ 実際には手元に100万円が残っていても、基礎控除と青色申告特別控除のおかげで手元に残るお金を帳簿上0円にすることができます。

0円だと税金はかかりませんので、この例だと100万円の節税効果ができたことになります。

 

 

収入が103万円までなら配偶者控除も受けられる

  • 結婚している
  • 専業主婦(主夫)、フリーランスである
  • メルカリなどの物販、アフィリエイトに挑戦している
  • 収入-経費=103万円以下である

 

という場合は配偶者の扶養に入ることができます。

より高い節税効果を得るなら扶養に入って配偶者控除を受けることが賢いやり方です。

 

【まとめ】収益が出始めたら迷わず開業届けを提出!

売上が増え、手元にお金が残るようになってきたら早めに開業しておいたほうが無難です。

 

「まだまだそんなに稼いでいないし大丈夫!」と思っていても、申告の基準となる年間収益20万円は意外と超えてしまう可能性もあります。

 

あとから焦らないためにも収益が出始めたぐらいから開業を検討することがおすすめです。

 

税務署の職員も丁寧に教えてくれますので、提出もあっさりですよ!

開業届けの作成は『 開業freee 』を使えばかんたんです。

 

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